ARTICLE20年つかったアタッチメント義歯
古くなって作り替えになったアタッチメント義歯です。10年目から作り替えを勧めていたのですがずるずる延びて20年たってしまいました。asc52というアタッチメントを使いました、外から金具はいっさい見えません。
邪魔にもなりません。
20年経つと歯がすり減って平らになっています。また歯の中にアタッチメントが透けてみえています。アタッチメントはすり減ってゆるゆるになりました。10年程度ならこのようなことはありません。
完全にだめになるまで義歯を使うことは良くありません。全体のバランスをくずして損をすることが多いです。この場合全体がすり減っていたので、全部作り替えになりました。
この義歯はリジッドサポートタイプの義歯です。asc52には緩圧タイプとリジットタイプの2種類があります。使い分けがひつようです。
この義歯20年で2回しかリベースをしていません。リジッドサポートの義歯がいかに安定性が高いかの証拠になるでしょう。